要約
この会議記録は、訪問診療の診療報酬改定に関する議論を含んでいます。主な論点は、2024年度の診療報酬改定により、夜間の訪問診療の点数が下がったことで、訪問診療専門クリニックの経営が困難になる可能性があることです。また、医療費抑制のために制度が変更されたが、医師の労働時間削減という本来の目的とは異なる結果になっている点が指摘されています。さらに、保険制度の問題点や、医療インフラへの影響、政府の急な政策変更への批判が述べられています。
チャプター
00:01:11訪問診療の診療報酬改定
2024年度の診療報酬改定により、夜間の訪問診療の点数が下げられたことが議論されています。これにより、訪問診療専門クリニックの経営が困難になる可能性があると指摘されています。また、この改定は医師の労働時間を減らすことが目的とされていましたが、実際には医療費抑制のためのパフォーマンスの一部と見なされています。
00:08:28保険制度の問題点
保険制度自体に問題があると指摘されています。例えば、クリニックの固定費用は地域によって異なるため、一律の診療報酬では経営が難しい場合があります。また、保険点数の決定プロセスにおいて、このような実情が考慮されていないことが問題視されています。
00:10:24医療インフラへの影響
訪問診療は過疎地の医療を支える重要なインフラとなる可能性がありますが、今回の改定によりその機能が損なわれる恐れがあります。また、政府による急な政策変更は、医療機関の事業計画を立てにくくし、インフラ整備を阻害する可能性があると指摘されています。
00:09:58政府の急な政策変更への批判
政府による急な政策変更が批判されています。医療機関は設備投資や体制変更を行っていましたが、予告なく方針が変更されたため、対応が困難になっています。このような無理な変更は、社会インフラである医療分野に悪影響を及ぼすと指摘されています。
行動項目
00:05:09訪問診療の診療報酬改定による影響を詳細に検討し、対策を講じる
00:08:39保険制度の問題点を分析し、改善案を提示する
00:10:24過疎地域の医療インフラ確保のための具体的な施策を検討する
00:09:58政府に対し、医療分野における急な政策変更の影響を説明し、十分な準備期間を求める
No.223 制度が悪いモラルがない訪問診療の危機
⏰木曜日 2024.05.02 18:40 · 11mins
文字起こし
マツバラ
5月4日土曜日、No.223ヒメクリニックpresents綺麗になるラジオ
ひめ先生
OKヒメクリニック
マツバラ
昨日に続いてのお話です。
ひめ先生
訪問診療なんですね。グダグダになっちゃう。
マツバラ
グダグダになってしまって
ひめ先生
ね
マツバラ
病院お医者さんで大変だなと思った一番の理由は、何で値段が決められていて、決められてるのはいいと思うんですけれども、
ひめ先生
保険人だよね
マツバラ
保険診療をいきなり値段が変わる。
ひめ先生
でもね、それね本当うん。これ、私が思ったのは悪用した人がいるから保険点数をね、はい急に下げたわけですよ訪問診療ね
マツバラ
まず言っておくと2024年度診察報酬改定という
ひめ先生
ことで、夜間
マツバラ
診療を
ひめ先生
ね点数が下げられたっていうことなんですよねだからこれがねいろんな話におけるちゃんと見たらすごい話が矛盾してて、はい結局24年間の2024年問題のお医者さんの労働時間を減らそうということで、特に夜勤当直ね。はい。要は夜間勤務の時間を減らさないといけないわけですよ。
ひめ先生
そうすると、来季本部病院の救急をどうやって維持するかっていう問題もあったかな。はい。そうすると、この夜間の訪問診療というのは決して悪いシステムじゃないんですよ。
マツバラ
そうですね24時間いつ病気になるかわかんないですか
ひめ先生
ねなんだけど、その昼間でもいいものを夜に診療してわざと点数を上げようとしたっていう事実もあるわけですよ。
マツバラ
なんかそれはね本当にそんな事実があるのっていうちょっとね、信じられない思いなんです
ひめ先生
けど、だからシステム自体は悪くないはずなんだけど、はい。そこ、何でもそうやね私がやってるような今の自由診療の業界だとね、悪用する人は今日しますから
マツバラ
悪用するといってもね合意のもとに、ですから値段は、
ひめ先生
うん値段っていうかいやちゃいけないものをはい医師のものはない医療倫理としてやっちゃいけないものっていうのを安いですよとか言われますよって言ってそれはもう例えば消費者庁とか厚労省がもうやめてくださいってアラートを出してるものまで広告宣伝をして売っていったって
マツバラ
感じで全然こっちの問題ですねはい
ひめ先生
それと一緒ですよね。要は結局その制度がせっかくいいのに。
マツバラ
はい。
ひめ先生
だってオンライン診療だと本当は便利になるためのシステムだったのに、それは不要したわけですよね
マツバラ
オンライン診療えらくコロナが終わったことによって幅が狭められましたねこれ
ひめ先生
だから本当はそれでなんていうかここまで何か変なことが起きなければはい、多分オンライン診療だってすごく便利になるシステムだったはずでしょそれでもそうじゃなくなったんでこの訪問診療っていうやり方も本当はいいシステムになるはずだったのが、そうじゃなくなった。
ひめ先生
これからもうクリニックに来てもらう時代じゃなくて、はいお医者さんが出向いて診療していく時代なんだなと思って、方針転換をしたクリニックもたくさんあることは確かなんですけど、これで予告もなくいきなりそのやり方を変えたわけですよね。国が料金を決める
マツバラ
そうですねこれね、そこんとこずいぶん問題だと思うんですよね
ひめ先生
問題なんですよ。はい今までの方針は何だったの、今までこうやりましょうやりましょうって言ってたら何だったのっていうとこにも問題があるんですよ。それをいきなり例えば5年10年かけて元に戻しますよっていうんだったらお医者さんだって業態変化させたわけですよね。
マツバラ
そうですねはい。
ひめ先生
そこにはみんな設備投資も親しいクリニックの体制も変えた先生もいっぱいいる、いるでしょうしその人たちどうするのって
マツバラ
今回のねこれで見てると本当にその往診専門クリニックっていうものが実際に出てきて、その往診専門クリニックはこの点数だと、とてもじゃないけど回せないよっていう問題も実際出てるわけですよねこれ
ひめ先生
またね。そうなんですよもうこんなに急にやられると亡くなってる国が大量に出る可能性があるんですよ。そうすると、今お医者さんのその労働時間を何とかして勤務医の先生を中心に据え、減らしていこうって言ってるのに、
マツバラ
はい。
ひめ先生
何やってるかわからないですねこれ
マツバラ
そうですね。はい。
ひめ先生
全体のバランスを見なきゃいけないのに本当に木を見て森を見ずみたいな政策ばっかりやって聞こえ上は、例えばこれで医療費が下がりましたって言うわけですよね。はい。
マツバラ
ただね本当に作業ねモラルの問題でいうと、それにプラスして小児科領域だと医療費の無償化だとかっていうのがセットんなっちゃって
ひめ先生
これもだから無駄な検査をいっぱいしたいとか無駄なアクセルば、鳥もね費用負担が患者さんには出ないからって言ってバンバン出したわけですよね出すところもあったわけですよねそうですね
マツバラ
だから、その無償化をいいことに夜間のあのコンビニコンビニ受診日だから
ひめ先生
昼間でもいいものは日本来だったら昼間にきちっと審査していこうねゆっくり夜は療養のために寝て寝かせ寝かさないといけないところ、はい、わざわざ昼間じゃなくて昼間でいいも昼間診察できるものをわざわざ夜間にさっていうグループもあるみたいですからね
マツバラ
そうですね本当に精度が悪いのか、そのモラルがなかったからこの問題が起きてるのかっていうのは、完全にね卵が先か鶏が先かの状態で、これ実際に何をどうするとこれ解決するんですか
ひめ先生
私が持っても、これやっぱ真面目に考えたお医者さん、はいます。ものすごい馬鹿を見ましたよ
マツバラ
そうですねはい。良かれと思って抜か
ひめ先生
ないと思って訪問診療でやっていこうと思ったんです。先生にとっては馬鹿を見た話ですよ。
マツバラ
もういきなりはしご外されたっていう状態ですよね今回のこれは
ひめ先生
その原因は誰が作ったのっていうとこもあるし、要はあとは、あとはもうもう大事なのこれは医療費を下げますっていうためのパフォーマンス一部分にも使われてるわけですよね
マツバラ
そこが一番問題ですよ方は一番変更が急すぎるっていうこととその医師の働き方改革っていう問題を看板に掲げてこれこれはこうすべきだろうって真紀子だけ聞いてると、やるべきものなんだろうなって思っちゃった人がいっぱいいると思うんですよね
ひめ先生
だから、それを例えば大きい病院の先生たちの時間外勤務がとんでもないことになってるか、はいかの訪問診療の方の開業医さんが頑張って、開業医さんが訪問診療の方、夜間もやっていこうっていうふうに思った先生とかもいらっしゃると思うんですよね。
マツバラ
難しい問題なんですけども何かの保険制度の話だとかそういうところで問題いっぱい抱えてますよねこれ、
ひめ先生
元々保険制度は問題が多すぎて、例えばあのクリニックっていうのも普通のお店っての運営って考えれば、固定費っていうものがあるわけですよね。そうですね
マツバラ
はい。
ひめ先生
これ否かも、はいとかも一緒じゃないですから
マツバラ
もちろんそうですね。はい。
ひめ先生
だから例えば同じように、はい大きなチェーン店除いてですよ。はい。大きなチェーン店だって、大都会と郊外だと利益率が違うわけですよ
マツバラ
そうですねはい。
ひめ先生
だからそこは負担大きなチェーン店がカバーしてボロうん、なんだろう。やっていけるわけですよね。開業医さんが、実は開業医さんが何ていうかな、ある程度力の高いでも患者さんがいるだろうところでやろうと思うのと、例えばすごく地下の人口が少ないところでやるのと、それは人口が少なければ患者数は少ないから、そこのバランスも出てくるんでしょうけど実際に保険診療の点数を決めるときに、そこまで考えてないですよね。
マツバラ
ということでですね、お医者さんがやっていくのに、こんな急な変更っていうのははたから見ててもそれは無理だ
ひめ先生
社会インフラ、インフラですかね
マツバラ
そうですね医療って社会インフラですからね今までも社会インフラをなんか無理なことをやって崩しちゃったものいっぱいありましたよね
ひめ先生
対応になりますね。
マツバラ
国鉄がJR分割民営もそうだし郵便なんかも切手替えに行ったのに向こうで暇してる人がいるのにあの人はなんで切手売ってくれないのみたいな。
ひめ先生
だってそんな言い方その発想を使うと、例えばこの訪問診療がちゃんと飲めれば過疎地の医療だってちゃんと成り立つわけじゃないですか。成り立つ可能性が出てくるわけじゃないですか。
マツバラ
ということで無理な変更、急な変更事業計画の立たないこの国のやり方っていうところにずいぶん問題があるんじゃないかなということで今回は閉めましょう。
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