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新日本薬品が倒産、前代表ら逮捕で見通し立たず 地域 2024年10月23日 (水)配信東京商工リサーチ
情報源: 医療ニュース | m3.com
新日本薬品(株)(岐阜市今嶺1、設立1985(昭和60)年6月、資本金1000万円、松野勝則社長)と、関連のサンライズメディカル(株)(同所、設立2006(平成18)年3月、資本金300万円、同社長)は9月27日、岐阜地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には足立洋弁護士(足立法律事務所)が選任された。
負債総額は新日本薬品が約5億円、サンライズメディカルが約3億5000万円、2社合計で約8億5000万円。
新日本薬品はジェネリック薬品や新薬の販売を手掛け、開業医を主体に販路を構築していた。また、住宅型有料老人ホームの運営も手掛け、2023年5月期は売上高約16億5000万円を計上していた。しかし、2024年2月14日に前代表者ら5名が大阪府の新型コロナウイルス無料検査事業で使用した抗原検査キットの仕入価格を水増しし、大阪府から補助金約9億円をだまし取った疑いで逮捕されたことで事業継続の見通しが立たなくなり、6月14日までに事業を停止し、今回の措置に至った。
サンライズメディカルは岐阜県内で調剤薬局を運営していたが、新日本薬品に連鎖した。
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