2025
04.19
04.19
iPS細胞でパーキンソン病の症状改善へ – 京大病院、脳内移植の治験(医療介護CBニュース) – Yahoo!ニュース
京都大医学部附属病院は17日、同大iPS細胞研究所と連携して行った治験で、ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)由来のドーパミン神経前駆動細胞をパーキンソン病患者の脳内に移植したところ改善が見られた
情報源: iPS細胞でパーキンソン病の症状改善へ – 京大病院、脳内移植の治験(医療介護CBニュース) – Yahoo!ニュース
京都大医学部附属病院は17日、同大iPS細胞研究所と連携して行った治験で、ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)由来のドーパミン神経前駆動細胞をパーキンソン病患者の脳内に移植したところ改善が見られたと発表した。【斯波祐介】 パーキンソン病は脳内のドーパミン神経細胞が減少することでドーパミンが不足し、ふるえや筋肉のこわばりで体が動かしにくくなるなどの症状を起こす。現時点では根本的な治療は困難とされている。 今回の治験では50-69歳の7人のパーキンソン病患者を対象に、iPS細胞由来のドーパミン神経前駆細胞を脳内の被殻に両側移植し、24カ月間観察した。その結果、重篤な有害事象はなく、有効性評価の対象になった6人のうち4人は運動機能の改善も確認されたという。 京都大医学部附属病院では、実用化に向けての取り組みを今後も進めていくとしている。この技術を活用した製薬会社による承認申請が行われる予定となっている。また国外でも米国カリフォルニア大学サンディエゴ校で2023年11月から医師主導治験が開始されている。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。