要約
この記事は、低身長症の治療に関する広告について、姫先生がラジオ番組で批判的な意見を述べた内容です。広告は成長ホルモン注射の「トライアル価格」をうたっていますが、低身長症は保険適用で治療できるはずなのに自由診療としていること、子どもへの説明も不十分で、副作用のリスクも考えられることなどを問題視しています。母子手帳や地域の保健師に相談することをすすめています。
チャプター
広告の内容
成長ホルモン注射1本の「トライアル価格」が3万8000円で、保険適用外の自由診療とされている低身長症の治療広告について。中学生までに治療が必要としている。
問題点
低身長症は保険適用で治療できるはずだが自由診療としていること。本当に治療が必要なのか判断基準が不明確。6歳児にも効果があるか不明。副作用リスクが考えられる。
子どもへの説明
子どもへの説明は不十分で、治療への同意も取れていない。インフォームド・コンセントではなくインフォームド・アセントが必要。
対処方法
母子手帳の相談窓口や地域の保健師に相談することをすすめている。医師のモラルの問題もある。
行動項目
母子手帳の相談窓口や地域の保健師に低身長症の治療について相談する。
子どもへの説明と同意をしっかり取る。
治療の必要性と副作用リスクを考える。
No.162 低身長に成長ホルモンは保険治療を
⏰木曜日 2024.02.08 12:45 · 14mins
ひめ先生
はい
マツバラ
2月8日木曜日、No.162ヒメクリニックpresents綺麗になるラジオ
ひめ先生
OKヒメクリニック
マツバラ
本日は、姫先生お怒りの案件のお話です。
ひめ先生
以下、うん、
マツバラ
うん、
ひめ先生
怒るっていうか、
マツバラ
呆れちゃったんですねこれもう
ひめ先生
いやこんなことまでするのかな。って思ったんですよね。
マツバラ
はい私もですねもう内容以前の問題で、この言い方この治療に対して、トライアル価格っていうね、なんだそりゃって、
ひめ先生
これんななに対してね今日ほら、画像を見て出るわけじゃないかな。はい。まずそれをね言っとかないといけないんですけど、子供の病気
マツバラ
タイトルも読み上げます。低身長は中学生までに治療が必要です。
ひめ先生
それは当たってる。はい。
マツバラ
成長ホルモン注射1本、トライアル価格3万8000円税込、
ひめ先生
これはあれ、保険が入ってない人に向けてるのかな。アニメーションがない方に言ってる、
マツバラ
自由診療のため、保険適用外って書いてあり
ひめ先生
ます。これはね、今、今でもJAROってあるんですかね
マツバラ
ありますよね。公共広告機構ですよね。
ひめ先生
そこ2伝えていい。
マツバラ
いい
ひめ先生
ぐらい。じゃないのかな。低身長症っていうのは、しっかりね、皆さんも自分たちのお子さん、乳児健診から始まって、はい。ね、成長曲線っていうのが母子手帳の後ろにもついてます。はい。ねそれで皆さんそこにプロットしていって大きくなったなっていうふうに見ながら見ていきますよね。はい。
ひめ先生
これね、どの親でもやると思うんですよ。
マツバラ
そうですね
ひめ先生
はいて、これ、しっかりね、低身長症であれば、ちゃんと病院で治療ができますから、
マツバラ
要は保険で治療できるものだということ
ひめ先生
なんですね子供であれば今の子供医療証、皆さん大紙ね皆さん持ってると思うので、はい、治療費はかかりません。
マツバラ
保険でちゃんと治療できるものなんですね、
ひめ先生
これからうん。ただ成長ホルモンを使うにあたってはね、ちゃんとそのリスク、はいも考えないといけないしベネフィット効果とね、はい。リスクを天秤にかけて、ちゃんとリスクあれ、こういう場合にはちゃんと治療しましょうってちゃんとルールもあります。はい。それは何かっていうと、将来のお子さんの安全を守るためなんですよね。はいだから、ねそれに、にあってもやっぱり低身長で将来困ってしまうだろう。
ひめ先生
ていう場合にはしっかり治療が開始されるんです。なんでここの広告を出すクリニックは、低身長症は自由診療ですって書いたのか、
マツバラ
何で自由診療なんですかこれは、要は条件に当てはまらない。人用は治療条件に当てはまらない人がに対してですかねこれは
ひめ先生
よくわかんないんですよね。中学生までに治療しましょうって言うんですけど、はい、よくねほら大人とインフォームドコンセントって言いますよね。はい。だけど子供特に12歳以下の子供の場合だと、本当セントっていうんですよね。
マツバラ
方、それの違いはどういう違いなんですか。
ひめ先生
要は子供だとその意思決定自体が、はい。揺らぐというかね、はい。自分自身決められないだろう。これは元々昔だとエホバの証人の問題がありましたね。
マツバラ
輸血ができないというお教え状を輸血拒否というあれですね、
ひめ先生
その子供も、はい。輸血拒否だ。言って、そういう場合どうするか。なんですけどここもきっちりその子の意思ではない。はいはいっていう解釈のもとに、はい緊急輸血は、やるんですね実際、
マツバラ
なるほどはい。
ひめ先生
そこの年齢の規制ってすごく難しいです。もう法律に出てるわけでもないんですけど、パネル商人さんのその輸血拒否問題はいに関しては、明確に判例という形で出てて、それを使うんですけど、こういう子供の治療っていうのは、やっぱりその子供の将来を考えないといけない。はい。メリットだけじゃない。
マツバラ
そうですね。
ひめ先生
うん。だからそこ、そこも親にしっかり話をするし、子供にはどういう治療なのかっていうのを、例えば親とは違って例えば説明したりとかね。どういうことでこのままだと将来困るから、こう言いたいことをしないといけないんだよとかでも、こういうことも心配しないといけないんだよとか、それをねちゃんとわかるように、子供に子供にわかるよう、説明するっていうことがインスリンホームドアセントなんですよ。はい。私これねSMSNSに上げました。はい。そしたらあるお医者さんがね、このinformドアセントとインフォームドコンセントの違いがわかってないんじゃないかなと思うんですけど、子供が同意できるまで待つとかって書いて
マツバラ
きたんですねそうですね
ひめ先生
はい。この後は同意できるまで待つのかっていったら、政治になっちゃいますからはい、間に合わ
マツバラ
ないです
ひめ先生
ね。そういうことじゃないんですよ。はい。インフォームドコンセントじゃなくてフォームとセントはい。これをこの自由診療トライアル診療って言って、6歳の子がやるって言っていいますか、
マツバラ
考えにくいですねもう親親が心配になってやルーというか、これ見て心配になるんでしょうね。
ひめ先生
守るんであとは例えばもしですよ、原因もわからず、
マツバラ
そうですね
ひめ先生
成長ホルモンを投与したとしたら、
マツバラ
だから結局これも原因を追究するわけではなく、低身長、実際のその成長曲線に載ってないからこうした方がいいですよみたいなことでここは書かれてるわけですよねきっと。
ひめ先生
実際に小児内分泌の先生たちはそこもしっかり見ますし、はいなんだろう。例えば、もう成長ホルモンがじゅ十分出てる、はいのに成長ホルモンが反応しない。はい。もっと入れるのか、反応するのかそこはしっかり見ていかないといけないそういう場合には多分、副作用リスクっていうのは上がってくるんですよね。
マツバラ
当然これ、成長ホルモンをとにかく1本、トライアル価格3万8000円というやり方をした場合、当然リスクもあるわけですよね。どんなリスクが考えられるんですか。
ひめ先生
まず一般的にぱっと思いつくのは、当然糖尿病ですよね。
マツバラ
法はい。
ひめ先生
あとはね、重大なとこで言うと甲状腺機能。はい。ここも高くなりすぎちゃう。はい。可能性があるし、あとはなんですよね。腎臓の病気ねふろうぜって
マツバラ
わかります
ひめ先生
かねはい、うん、自分の可能性は十分出てくるよねとか、あとは骨格がおかしくなると思うんですよねはい、あの、ちゃんと下、内分泌の先生がコントロールしながら使っていく範囲においては、何だろう、骨格の異常が起こることってのはそうないと思うんですけど、はい、これだと好き放題打つっていうことになるので、
マツバラ
実際に実際に低身長が何が原因なのかだとか、実際にその治療計画をしっかりそういうとこわかった上で組まないといけないでしょうし実際に成長ホルモンを投与していって実際のどういうふうに効果が上がってきているのかだとかっていうのもずいぶん長い時間確認をしながらやっていかなきゃいけない話ですよねどう考えた
ひめ先生
ってそうなんですよね。そ、当然そうなんですよ。なかなか相間かけて内分泌の先生は、このコントロールをしてくんですよね。
マツバラ
なんで高はこうやって自由診療で、さらにこういう
ひめ先生
きっちりね、いやちゃんと保険診療の範囲で治療できるんだから、
マツバラ
保険診療の範囲でやるできるというのは、保険診療の範囲でやらなきゃいけない人はもうそこでちゃんと条件が決まってるってことですよ
ひめ先生
ねきわどいラインは確かにあります。はいそこはでもね医師の判断になります。はい。そこをきっちり見て、ただ、大事なのは、ちゃんと経過を追って、その子の成長を見届けるっていうところが一番大事なんですけど、多分これは親基準ですよね。
マツバラ
そうですね。はい。
ひめ先生
うん。このうちの子、背が高い方がいいとか、うんそういう基準で安易に考えちゃうんです痩せ薬と一緒ですよね。だから安易に考えるんでしょうけど、例えば、成長ホルモンが足りない病気は低身長、はい、ですよね。製造フォローも多い病気、はいって言ったらもう代表的なのが末端肥大症、はい。
ひめ先生
ですよね。関節が全部大きくなってしまう軟骨のところがゴツゴツゴツゴツとした体型になっちゃうっていう病気もあるんです。だから、どうなんだっていうのを聞いてコントロールしないといけないし、
マツバラ
なんかいろんなSNSの広告見てると、こういうちょっと問題がありそうな医療機関としてどうなんだろうっていうものを、やたら要は目をくぐってというか、スルーして、何か皆さんの目に届くような状態でどんどんどんどん広告が出てくるのが、ずいぶん問題ですよねこれは今
ひめ先生
だからこの広告代理店が枠で買うからこういうことになるんですよ
マツバラ
それもありますし、実際に
ひめ先生
出す方のお医者さんもどうかなと思いますよ。うん
マツバラ
そうですねうん多分、これを見てどう思うかっていう点で言うとその見る方にとってクリニックが出してるんだから、きっと間違いないだろうと思って、やっぱり広告見ちゃうんです
ひめ先生
よ。深く見ちゃうですよね。
マツバラ
だからお医者さんが、実際にこれ危険があるだとか、ほ本当にちゃんと考えたら、保険診療でできるなんていう情報がどこにも載ってませんから。うん、ついついこれだけを見てうちの日整が低いからどうしようなんて思ってるネーム親御さんからすると、何か飛びついちゃう話になるのかなって思うと
ひめ先生
まずね、皆さん、さっきの日本には母子手帳っていうね、はい。世界に誇る制度があるんですよ。はい。そこの裏にね、相談ダイヤルありますし、はい。ちゃんとね、地区によって担当の保健さんの名前も書いてあったりする。
ひめ先生
はい。某施設もあります。まずね、そこに聞いてみてください
マツバラ
ということで、この場合、お医者さんのモラルの部分またね何度も話に出ちゃうんですけれども、ちょっと問題があるんじゃないかのかなというのが今日のお話でした。
ひめ先生
ます
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