06.21
心音や心臓の微弱な電気で心疾患や兆候を自動分析「超聴診器」を開発…ドクターヘリ経験した医師が起業(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース

「超聴診器」について説明する小川社長(鹿児島市で)
心音や、心臓が発する微弱な電気「心電」のデータを取得・解析する医療機器「超聴診器」を開発し、医療機関に提供している。パソコンのマウスのような形で、独自のデータベースと照合して心疾患やその兆候を自動
情報源: 心音や心臓の微弱な電気で心疾患や兆候を自動分析「超聴診器」を開発…ドクターヘリ経験した医師が起業(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース
心音や、心臓が発する微弱な電気「心電」のデータを取得・解析する医療機器「超聴診器」を開発し、医療機関に提供している。パソコンのマウスのような形で、独自のデータベースと照合して心疾患やその兆候を自動的に分析し、早期発見に役立てる。 【写真】「夢かなえるために島に帰る」鹿児島県・甑島列島で起業
循環器内科医の小川晋平社長(42)が2015年に起業した。臨床医としてドクターヘリに搭乗した際、心疾患の重症患者らが離島などから搬送されるのをみてきた。「自覚がない段階で症状を発見できないか」と、簡易検査装置の開発を着想した。
ベッド上などで患者の胸に置いて使い、インターネット上のデータベースと照合して心臓弁膜症や心不全などの兆候がないかを分析する。検査時間は1分ほどで、医師は精密検査を実施するかどうかの判断材料にできる。医師以外の医療従事者が使用し、遠隔地にいる医師と結果を共有することも可能なため、専門医がいない地域や被災地で活用することもできるという。
機器の販売と解析サービスを一括して医療機関に提供しており、事業を本格化した24年4月以降、100件を超える導入実績がある。2年後には単月黒字化の目安となる1000件に拡大したい考えで、小川社長は「まずは医療機関への認知度を上げるため、営業を強化したい」と話す。
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