2025
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マイナ保険証コピーは無効 修学旅行に別書類準備を 行政・政治 2025年4月14日 (月)配信共同通信社

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 「マイナ保険証」のコピーは無効―。修学旅行先や保育所でのけがや病気に備えて保護者が用意する「保険証の写し」として、健康保険証の機能を持たせたマイナンバーカードのコピーは使えない。従来の保険証の期限が切れた場合は別の書類が必要で、デジタル庁は進級や入学、入園の時期に合わせて注意を呼びかけている。

子供が修学旅行や部活動の合宿といった学校行事に参加する際は、万が一の受診に備えて保険証のコピーを持たせるのが一般的だ。保育所や幼稚園では、あらかじめ施設にコピーを預けておくケースも珍しくない。

だが、マイナ保険証は券面をコピーしてもどの健保組合に所属しているかなど、資格情報が分からない。紛失を恐れてマイナ保険証を持たせられない場合、別の書類が必要になる。

マイナ保険証を取得済みの場合、選択肢は二つだ。保護者の勤務先や自治体から送られる「資格情報のお知らせ」の紙やコピー、もしくはマイナカード取得者向けポータルサイトから子供の「医療保険の資格情報」をダウンロードして、PDFデータや印刷物を持参する。マイナ保険証未取得の場合は、代わりに「資格確認書」のコピーを持たせる。

本来、病院などでは本人確認のためマイナ保険証を提示する必要があるが、政府は教師や保育士が同伴していれば他人への成り済ましを防げると判断。「資格情報のお知らせ」のコピーなどだけで保険診療の受診を可能にした。

情報源: 医療ニュース | m3.com

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