要約
この会議記録は、ヒメクリニックの3年間の経営上の課題と学びについて議論しています。最初の1年目は順調に進んでいましたが、2年目と3年目はコロナ禍の影響で大変な状況に陥りました。特に、輸入した成長因子の成分分析を怠ったことが問題視されています。成長因子の効果はあったものの、その成分が本当に成長因子だったのかどうかを確認しなかったことが反省されています。また、生物由来製品の安全性と倫理的配慮についても、厚生労働省から指摘を受けたことが明らかになりました。この経験から、製品の成分分析と安全性確認の重要性を学びました。
チャプター
00:00:56コロナ禍による経営の困難
コロナ禍の影響で、クリニックの経営が大変な状況に陥りました。当初は1年程度で終息すると考えていましたが、3年間も続いたため、新しいクリニックの開設や引っ越しなどの計画が立ち往生してしまいました。
00:02:01成長因子の効果と成分分析の重要性
当初は成長因子を使った治療法が効果があり、様々な成長因子を試しました。しかし、輸入した成長因子の成分分析を怠ったため、本当に成長因子が入っていたのかどうかが不明確でした。自己修復力の影響なのか、成長因子の効果なのかがわからなくなりました。この反省から、新しい薬剤を使う際は、成分分析を行い、成分が本当に主張されているものなのかを確認する必要があることがわかりました。
00:07:07生物由来製品の安全性と倫理的配慮
厚生労働省から、生物由来製品の安全基準を遵守するよう通知がありました。特に、非人由来の製品については、倫理的な配慮が求められています。提供者の感染症の有無や、提供に対する承認を確認する必要があります。また、複数の提供者から採取した場合は、未知の感染症リスクが高まる可能性があるため、注意が必要です。
行動項目
00:03:14新しい薬剤を使う際は、成分分析を行い、成分が本当に主張されているものなのかを確認する
00:08:07生物由来製品を使用する場合は、安全基準を遵守し、提供者の感染症の有無や承認を確認する
00:08:50複数の提供者から採取した製品は、未知の感染症リスクがあるため、特に注意が必要
No.260 実は三周年、成長因子とはなんだったのだろう
⏰火曜日 2024.06.25 18:43 · 11mins
文字起こし
マツバラ
6月26日水曜日、No.260ヒメクリニックpresents綺麗になるラジオ
ひめ先生
OKヒメクリニック3
マツバラ
周年のお話で、土壇場ターンしながら1年目のお話をしたんですけれども、2年目3年目もこれ七転八倒で苦しみましたねこれ
ひめ先生
大改革っていうかもう激動ですね
マツバラ
激動激動一番はコロナでどこまでコロナが続くか、全然見通しが立たなかったわけ
ひめ先生
ですよ。そうこれが終わるって初め1年ぐらいで終わるのかなって思ってみんな思ったと思うんですけど、まさか3年
マツバラ
だから1年目終わるか1年ぐらいで終わるかなと思ったところでクリニックを新たに作って、引っ越しもして、さあ行こうって言って終わらない
ひめ先生
終わらない終わらないどんどん失速
マツバラ
してて
ひめ先生
失速してくるでしょういろいろやり方も変えていこう。と思って。うん。私の場合はそこで元々赤ちゃんの色やってたから、技法直すはい修復のサイクル、そこも手法皮膚を作っていく過程をもう1回思い出してそれを反映させようと思って数ある、いわゆる成長いいですね。
マツバラ
はい。様々な成長因子を用意してこれ効くんじゃないかこれ、あれも聞くぞってやっていって
ひめ先生
やっていったんだけど、
マツバラ
確かに効果があったわけですよね
ひめ先生
向こうからあったんだけど私が甘かったのは、はい。何が甘かったかっていうとさ皆さん例えばどの業界でも、はい製品を購入したら、検品ってしますよね。
マツバラ
にします。はいいくつきてどんだけの金額になってるか、しっかり在庫を確認しなきゃ
ひめ先生
いけないんじゃ医療ではそういう検品じゃなかったと思うんですよ。
マツバラ
はい。
ひめ先生
やらなきゃいけないの中の成分分析だったと思うんです。
マツバラ
はい。
ひめ先生
要は本当に成長因子が入ってたか。
マツバラ
はい。
ひめ先生
成長因子が入ってるっていう、うたってるものを確かに輸入して使ってたんだけど、ターゲットになるもの、はい。まずそれそれの成分が本当に成長因子だけだったか他のものが関与してなかったかどうか、
マツバラ
はい
ひめ先生
っていうのと、それは例えばどっか研究機関なりにお金払ってでも新しい薬剤を使うときは、業者が言ってることが正しいのか、
マツバラ
はい、
ひめ先生
それともその中身の成分分析が一致するのか。はい、それは見なきゃいけなかったなっていうのを思ってます。
マツバラ
でも、都度都度効果を上げてたじゃないですか、
ひめ先生
効果は上がってた
マツバラ
んだからいい
ひめ先生
ものには
マツバラ
なってたものいいものには
ひめ先生
なってから、結果と結果はついてきてたと思う。
マツバラ
はい。ねそもそも肌を綺麗にするいろいろな仕組みがある中で、私がなるほどこういうことかと思ったのは、怪我をすると、そこは新しく皮膚が作られて綺麗な皮膚になるんですよっていう説明で出てきたマイクロニードルで針いっぱい刺しますよっていう話だったり、うんそこに穴あけておいて、成長因子を染み込ませていくんですよっていう話だったりっていうのは聞いてるうちに沸いたそうだけれどもそれは確かに効果
ひめ先生
が良い
マツバラ
かなというふうにかなってるわけですよ
ひめ先生
なって
マツバラ
るんです
ひめ先生
よ。だけど、自己修復力っていうのは、自己修復力のトリガーを上げる要は鳥が多いかけかけてあげればいいわけだからあの、本当に成長因子が入ってたのか、それとも自分の免疫力、要は炎症反応、はい例えば誘発させたのか、
マツバラ
自己修復だったのか、成長因子でそれで新たな細胞が作り出されたのか。わかんなかったわけですね
ひめ先生
そうだからそれが今回は確かに上がってたんだけどそれ本当にその成長因子の効果ですよっていうんであれば輸入された成分表見を信じるんではなくて、はい。自分でやっぱり成分解析に出さないといけなかったなっていうのは思います
マツバラ
要は思っているものと、出た結果と効果はあったけれども完全一致しなかったっていうことですかそれは
ひめ先生
っていうわけじゃなくて最近の美容医療のいろんな闇を切ってくると、
マツバラ
はい、
ひめ先生
あの全て疑うべきだったっていうのは思って
マツバラ
ますそっちの方向からですね。
ひめ先生
うん。そっから今思えば当時は実は海外でもそのメーカーの発表する数値っていうのはそうなんだっていうふうに思ってたんですけど、
マツバラ
はい。
ひめ先生
今になって思うと、いろんなことをもう死に過ぎてしまったので、嘘もあるってことがわかったんですね。
マツバラ
はい
ひめ先生
だから今になって思えば、いやそこはさ、海外の医薬品としての輸入だからそこを信じ、イコール信じるじゃなくて、そこには厚労省が間に入ってないわけですよねはいだからチェックしてないんですよ。はい。だから要はそれは使う医者の責任になるんですけどやっぱりそこはお金かかってでも、新しい薬剤っていうのは、成分分析に対して本当にそれがそういうものなのかどうなのかっていうのはチェックはしなかったりしないといけなかったなっていうのも思うし、あとは厚労省も多分そういうところをいろいろ察知してたんでしょうね。はい。厚労省も出してきだし、当時1年前に1年半前かなはい人もしっかり漢方と漢方って言って、お知らせ足してきたのは医薬品のね、生物由来はいの薬品についての減量基準っていうものを遵守しなさい徹底しなさいっていうのを文書で各都道府県に告知したんですよね。
マツバラ
ポッドキャストでも去年の秋ぐらいからちょっとねこの内容をしっかりお伝えさせていただいたわけですよ
ひめ先生
ねその中でも生物由来基準の中でもその生物生物っていう人ばっかりじゃないわけですよね。豚由来の他の他、多種っていうのもあるわけですよ。そこの基準をきっちりしなさい。はい、確かめなさい特に非人の人由来に関しては、倫理的な部分にも配慮しなさいということを書いてあったんですよね
マツバラ
その倫理的なことっていうのは要は実際に成長因子を取る要は元々の材料というか、誰か
ひめ先生
から
マツバラ
誰かから取ったわけですからね1人ぐらいってこと
ひめ先生
だから、誰かから取ったその誰かの、
マツバラ
はい。
ひめ先生
ちゃんと承認が減ってるかどうかを確認しなさい。あとは、まずその人がそういう、そういうことに使われることで許諾してるかどうか、はいっていうのを確認しなさい次はそういうのももちろん感染症とか安全性もそうなんだけど、その提供する人、
マツバラ
はい
ひめ先生
のの感染症があるかないか製品としてではなくてね
マツバラ
あれを読んだときにはなるほどと思ったのが、1人の人からとったものなのか、複数の人から取ったものを混ぜて使ってるのかも確認しなさいって入ってたじゃ
ひめ先生
ないですか、高い他の人のものが混ぜれば、はい。その分、未知の感染症とか何か、予期ししない感染症の原因、はいが起こる可能性は増えていくわけですよね。そうですね。その分、1位、1人であれば終えるわけですよね。僕は金はいそうもない。大事にしろって書いてあって、もうそれを見たときにさっさとやめましたね。
マツバラ
調べようがなかったわけ
ひめ先生
ですね調べようがなかった。
マツバラ
だから何かが起きたときに元に立ち返ってこれはどういう成分でってそっから成分調べる本当遅いわけですしね
ひめ先生
大体一つだけ合併する国内製のものがあった
マツバラ
んですけど、
ひめ先生
あったんですけどそれすら今思えばちゃんと中身を確認して、はい。発表通りのものなのかどうなのか。
マツバラ
そうですね
ひめ先生
っていうのは見なきゃいけなかったなっていうのは思います
マツバラ
という形でずいぶんあのヒメクリニックとしてはいろんな治療の考え方要は今本はちゃんと効果がある、結果の出るものをしっかり選んでやっていこうということで1年目2年目、そして3年目の話は、大きな転換点になったので、もう明日ちゃんと
ひめ先生
そうそうかそうかそれもやりましょうするとね、はい
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