人は誰でも大小はあっても、転機というものはある。
あまりにも大きな転機を経験をせざるを得ない人たちは少数だろう…
当然、重要な選択に迫られ、答えなんかわからない。
それでも、どの道を進むか決めなくてはいけない。
哲学者のセーレン・キェルケゴールは、「人生はあれか、これか」「自分自身を選ぶ」と言い、選択によって結果が異なるとしている。
ところが、差別主義者として有名でもあるデイヴィット・ヒュームは「すべては必然」で、例えば私が社会的性別を変えたことも、私が選択したのではなく自然の中で決まっていたことと捉える。
このどちらが正しいか?
どちらでも良いと私は思う。
辛い気持ちに捉われても、窓の外の青空は変わらない。
青空や木々の紅葉、誰かの笑顔が綺麗だなと感じれば、少しだけ幸せな気持ちになる。
その時その時に、少しずつでも幸せを見つけていけば、大きな幸せになる。
きっと世界は、ルイ・アームストロングが歌う「このすばらしき世界」のように、どんな人生を送っても、その人にとって、すばらしい世界になるのだと感じる。
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