女性としての人生を謳歌したいと思う。
男性から女性、女性から男性に人生を変えた人たちを、
人はみんなどう感じるのか?
ただの我儘だと言う人たちもいる。
確かに、生まれ持った性とは異なった道を進むのだから、
そう考えるのも一定の理解はできる。
ただ、医学的、生物学的に考えれば、哺乳類はまだ母親のお腹の中にいる時に、性染色体の働きで形態学的な性別は変わるけど、思考や感情やアイデンティティの性的な方向性は説明しきれていない。有名なクマノミのように成体となってから、その役割に応じて性的な形態学特徴まで変わる生物もあれば、形態学的な特徴が変わらないまでも、人間が考える男女の役割が交代する動物も多くいる。
なぜ?そうなるのか?は、まだまだ分かっていないことが多いけど、人間が生まれ持った形態学的な性別と心の性別を完全に一致したまま一生を送ると決める方が不自然に感じる。人間が全てを分かっていない自然界は、生きるために厳しい代わりに、その動物の種ごとの性別の多様化を許容しているように感じる。
難しい理論的なことは、いくらでも並べられるけど、
トランスジェンダーだからではなくて、人はみんな自分なりの納得する人生を送りたいと思うのは当たり前のこと。
私はわたし
私なりに平穏な人生を送りたいと、いつも思う。
だけど、性別を変えたことが良くも悪くも
大きく影響したことは事実だと思う。
ただ、いつまでも、素直に叶わないかもしれないけど
私は私でいたい。
武藤ひめ
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